2014/08/16

Pixelmapper おさらい

あらゆるタイプのイベントで、LED照明器具の台数が増え、より複雑になっています。ビデオディスプレイと照明器具が隣接して設置され、ビデオスクリーンの一部として使用される機会が増えてきました。

HippotizerのPixelMapperコンポーネントは、ビデオストリームを照明器具に簡単・素早くマップするパワフルなツールです。Hippotizer内にあるPixelMapperソフトウェアは、通常のビデオ出力と一緒に使用されるコンポーネントです。

PixelMapper内部では、照明器具は、出力に”マップ”されます。一般的なサンプル及びフィクスチャーパーソナリティは予めHippotizserにロードされていますが、フィクスチャービルダーを使用して作成する事も可能です。





各レイアウトは、PixelMapper内に保存され10プレイバックエンジンの内の1つにアサイン可能です。これらのエンジンはパラレル駆動が可能な為、多数のフィクスチャーを複数のPixelMapperエンジンを一度に駆動してコントロールする事が出来ます。

PixelMapperが進化を発揮するのが、他のHippotizerシステムと共同して作業する場合です。トラス周囲のLED色変化とビデオスクリーンの例を考えて見ましょう。

●  PixelMapperエンジンでビデオスクリーン周囲にLEDをマップ

●  レイヤーをPixelMapperのソースに設定

●  そのレイヤーのソースで、マスターからのリレーをコンフィグ

●  レイヤーのレベルを0に保持

●  レイヤー内のフェーダーエフェクトを使用してPixelMapperインテンシティをコントロール

これで、PixelMapperはビデオマスター出力として機能します。これを使用してビデオスクリーン周囲のLEDを、リアルタイムでビデオと同じ色に自動的になるようにします。

PixelMapperの主な機能:

●  パッチされたフィクスチャー又はユニヴァース数にソフトウェアサイドの限界はありません;ハードウェアでの限界は、マシンの種類によりますが、例えばHDの場合、120 ArtNetユニヴァース以上をドライブする能力があります。

●  PixelMapperはネットワークポート上で動作するので、ビデオ出力を消費しません。

●  素早い直感的なマッピングインターフェース

●  ノンディムRGBフィクスチャーのサポート:RGBA, RGBAW, CMY, CMYK及びディマーの様なインテンシティベースフィクスチャー。

●  ArtNetブロードキャスト、ユニキャスト、及びKiNet出力

詳細は、マニュアルを参照下さい。


PixelMapperの海外での使用例:

エンパイヤステートビルディングでAlicia Keysと新しいLEDライトショー

Equipment:
6x Hippotizer HDs outputting KiNet
11,500 pixel-mapped DMX channels
4x Types of Phillips Color Kinetics RGB
GrandMA2

Credits:
Designer Marc Brickman
Programmer Tony Fransen
Hippo Technician Darien Koop